どれもよく似た意味の使い方をされていますが、それぞれ違うものです。
英語のキャニオン(渓谷)という言葉が元になっているのですが、文字通り渓谷地帯で遊びます。
川のように平らな地形を流れている広く深い場所ではなく、山肌の斜面の細く浅い渓流が主なフィールドになります。
滝を滑ったり、滝壷に飛びこんだりなどして水と戯れます。
キャニオニングは滝や沢を下って遊ぶことを目標にしていますが、シャワークライミングはクライミングの名が示すとおり、登りを楽しみます。
普通のクライミングと違い「シャワー」というくらいですから、沢の中の岩や滝を登っていきます。
沢登りは元々は日本で始まった登山ルートの取りかたの一つでした。
山を登っていくときに、普通の登山道ではなくて道無き道で登って行きたいと思う人が登山ルートの一つとして沢を選んだのが始まりです。
山を登るのが主な目的で、沢を移動するのはその手段の一つです。
こうしてみると、キャニオニングとシャワークライミング、沢登りは随分と違うものですが、実は国内のレジャーとしてはほとんど変わらなかったりします。
キャニオニングが下りを楽しむ遊びだと言っても、下る為には一度登っていきます。
シャワークライミングが登りを重視してると言っても、登った後は結局下ってきます。
結局同じコースで遊べば、同じような感じになってしまうんですね。
そして沢登りはどうかというと、これも最近ではあまり区別がなくなってきました。
沢登りは、多少濡れるのは仕方ないとしても、なるべく無駄に濡れないようにする技術です。
それに比べてキャニオニングやシャワークライミングは、どんどん水に飛び込んでズブヌレになる遊びです。
その点では沢登りはちょっと違う系統なのですが、最近では沢登りの人達も濡れてもいい服装をしてきて、積極的に飛び込んで遊んだりしたりしてます。
逆にシャワークライミングやキャニオニングでも、状況によっては水に入る時間を少なめにして沢登り風に遊んだりすることもあります。
結局、それぞれ本来は違うものなのですが、最近はそれほど違いがなくなってきました。
ツアー会社によってキャニオニング、シャワークライミング、沢登りなど言い方が違いますが、名前だけではどんな内容で遊んでるかの区別はあまりつきません。
どんな感じで遊ぶのかが気になったら、事前に問い合わせるのがいいでしょう。